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青陽山陽徳寺の閻魔王

閻魔王
閻魔堂
 

陽徳寺(富士市吉原)の境内に、閻魔王をまつる閻魔堂があります。1坪足らずのささやかなお堂です。閻魔王は日ごろ不在ですが、毎年7月23・24日の縁日に、奪衣婆をひきつれて出現。憤怒の相でどっかりと座し、参詣者に畏敬の念を抱かせます。

閻魔は、サンスクリット語「ヤマ」の音写で、ヤマはインドの聖典『リグ・ヴェーダ』に登場する古い神です。世界で最初に生まれた人間であり、はじめて死者となったことから、死者世界の支配者になったとされます。そしていつしか、死者を裁く審判官と考えられるようになりました。

ヤマは仏教とともに中国へ伝わり、土着信仰である道教と習合。道教では、地獄に死者の罪を審判する10人の王がいるという「十王信仰」があり、ヤマはそのひとり閻魔王になりました。こんにち、閻魔王が冠・道服を着けて笏をもつのは、道教の影響とされます。やがて十王信仰は日本にも伝播。日本では10人の王おのおのに本地仏が配され、閻魔王の本地は、地獄の救済者・地蔵菩薩と考えられました。

陽徳寺に閻魔王が祀られるようになった理由は分かりません。ただ、陽徳寺の本尊は地蔵菩薩です。閻魔王はおそらく、地蔵菩薩との由縁から祀られたのでしょう。

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